探偵や興信所について調べてみました。
探偵といえばみなさんはどのようなイメージを浮かべますか。サスペンスドラマのように事件捜査に携わるイメージでしょうか、それとも浮気調査などを行うイメージですか。
一見カッコ良い職業の様に見えますがその実態があまり知られていないものです。
探偵とは調査業のひとつです。顧客の依頼を受けさまざまな調査を行うことを言います。ドラマや小説の中では私立探偵と言われる人が活躍していますが、
実際には個人で活動している探偵はほとんどおらず、たいていは探偵事務所や興信所に所属しているのです。
日本における探偵は欧米と違い必ずしもステータスを獲得できているものではなく、やや実体が分りづらいという面もあります。
そのため事件捜査など華やかな業務ではなく地味な素行調査がメインとなっていることが多いのです。
仕事の内容
探偵事務所や興信所といえば、調査がメインの仕事ですが、その調査にもじつにさまざまな種類があります。
浮気調査や素行調査、ストーカー対策といった対応で、探偵業はその業務内容や対象とする顧客によっていくつかの種類に分けられます。
まずは一部業者。これは特定の法人を主な顧客としている業者で、企業の信用関係の調査を主に行っています。
他の企業と提携をしたり取引を行う際には、相手が信頼できる業者がどうかをチェックする必要があるからです。
それから二部業者。これは一部業者と同様法人を主な顧客としている業者で、人事関係の調査をメインにしています。
産業スパイなどの調査や、従業員の素行調査や人間性のチェックなどがおもな業務となります。
探偵の選び方
調査を探偵に依頼したいと思っても、正直どの探偵事務所に依頼するべきか迷うでしょう。どうしても得られる情報量が限られており、他の業種のような口コミ情報なども利用できません。
また高額な料金を請求してくるような悪質な事務所もあるため、結局依頼をあきらめてしまうケースも多いようです。
では、安心して調査を依頼できる探偵はどのように選べば良いのでしょうか。
探偵になる方法
アニメなどの影響で子供の頃に探偵に憧れていたという人もいるではないでしょうか。では、実際に探偵になるためにはどうすればよいのでしょうか。
日本で探偵になるためにとくに資格が必要となるわけではありません。そのため、自分で「探偵です」と言えば探偵なのです。
ただ、実際に職業として食べていくためにはやはりそれなりの技量や信用が必要になってきます。
探偵になるための方法としては大きく分けて二つありあます。探偵養成学校に通うか、興信所などに就職してキャリアを積んで行くかです。
養成学校では調査・尾行など探偵に必要なノウハウを教えてくれます。卒業時には証明書が交付され就職活動を有利にすることができますし、独立開業のサポートをしてくれる場合もあるようです。
ただし、費用は相当高くなります。
探偵の問題点
浮気調査や離婚訴訟の証拠収集、あるいはストーカー対策など、現代社会は探偵が活躍する場が増えており、需要も増えています。
そんな状況に合わせるように問題となってきているのが悪質な業者の問題です。
探偵が行う調査は依頼者のプライバシーに直接触れる内容のものが多く、依頼者が弱みを抱えている事も多いのです。
また、浮気やストーカーの問題では依頼者はかなり追い詰められているケースがあります。
悪質な業者の中にはそういった依頼者の足下を見るような高額費用を請求してくる場合もあるのです。